大同心稜から稜線を目指しましたが、風が強く気温も低かったため、大同心基部から下降しました。今シーズンの八ヶ岳では低体温症による救助事案が多く発生しているとのこと。晴れていても「気温が低い」「風が強い」場合は思ったよりも早く身体能力や判断力が低下します。登山で必要なのは「引き返す勇気」といった感情的なものではなく、「冷静な判断力と迅速な行動」というもっと明確な認識力なのです。
早朝行動では100lm以上の明るいヘッドランプが必要です↑
大同心が見えてきました↑
雪煙がたなびく赤岳(左)と阿弥陀岳(右)↑