2016年2月14日日曜日

プロテクション

ロッククライミングでは墜落に備えてロープを使います。ロープを操作し、墜落を停める役割を果たすのがビレイヤーです。クライマーは高度を稼ぐとともに墜落に備えて、プロテクションをセットしていきます。
そのプロテクションは
1:自然物を使う「ナチュラルプロテクション」
2:SLCD'sやパッシブウエッジなどを使う「リムーバブル・プロテクション」
3:フィクスされたボルトなどを使う「フィクスト・プロテクション」
に分類されています。
岩の形状を利用して、ナチュラルプロテクションやリムーバブルプロテクションを使うクライミングをトラッド(トラディショナル)クライミングと呼んで、ボルトでプロテクトされたスポーツクライミングと区別しています。
 DMM社のウォールナッツなどのパッシブ・ウエッジも「リムーバブル・プロテクション」です↑
 これがナチュラルプロテクション、文字通り自然物を使ってます。登りながらスリングを岩に巻きつけるのも慣れると素早くできるようになります↑
 ワイルドカントリー社のFriendなどのSpring-Loaded-Caming-Deviceも「リムーバブル・プロテクション」です↑
岩にドリルで穴を穿って設置するボルトは「フィクスト・プロテクション」↑