2014年12月7日日曜日

六甲山系全山縦走(1泊2日)

西の鉢伏山から始まり、高取山、菊水山、摩耶山、六甲山系最高峰を経由して宝塚まで縦走する「六甲山系全山縦走」古くから神戸の人たちに親しまれてきました。途中で走ったりせず、ショートカットや山頂の割愛をしなければ、今のルートであれば15時間くらいかかります。この縦走を「登山のためのひとつの経験値」または「登山力の指標」として捉えるなら、「走らないこと」「山頂を割愛しないこと」「行動を計画によって管理すること」は大切な要素だと考えます。そして数日間におよぶ登山ではなるべく一日の行動時間を10時間程度に抑え、翌日の行動のために休息時間を摂りたいと考えます。1泊2日プランはそういった経緯で数年前に始めました。
 もうひとつこの縦走のように運動強度の高いアクティビティはその日限りのイベントではなく、準備〜活動〜検証と回復といった前後を含めて取り組むべきものだと思ってます。ですから参加される方には装備の説明、プランの共有、登山中はもとよりその前後の食事や水分補給の目安などもアドバイスさせてもらってます。
 今年も全員がよいペースを保ちながら、無事に縦走を終えることができました。
 Day1:淡路島が見えます↑
 Day1:須磨アルプス↑
 Day1:摩耶山山頂↑
 Day2:六甲山系最高峰↑
Day2:塩尾寺↑